ごあいさつ

藤田聡(三重ハートセンター)

ごあいさつ

このたびは伊勢志摩カテーテルアブレーションライブ研究会にご参加賜り誠にありがとうございます。

循環器疾患のなかでも不整脈領域は2000年に入って以降目覚ましい発展を遂げ、とりわけ頻脈性不整脈に対するカテーテルアブレーション治療は抗不整脈薬のお株を奪うかたちで、患者様のQOLや生命予後の改善が期待できる治療として、国内外多数の施設で積極的に施行されております。

三次元マッピングシステムやアブレーションカテーテルの精度向上により、カテーテルアブレーションの裾野は広がり、治療が標準化されました。さらに各種バルーンデバイスや、近年はパルスフィールドアブレーションが本邦でも使用可能となり、治療のストラテジーや患者適応などがそれ以前と大きく様変わりしてきおります。

しかしながら、テーラーメード治療ではコントロールが困難で、電気生理学的検査に基づき詳細な局所電位を評価することでのみ治療可能な難治症例も多々ございます。

本研究会では全国からエキスパートの不整脈医を招聘し、昨今のアブレーション治療のトレンドをライブとしてご披露頂きつつ、座長・コメンテーターの先生方を中心にいろいろ議論を酌み交わして頂くことで、最新の医療技術を共有し、患者様の救うための知識と技術の向上を図る場をご提供すべく努めてまいる所存です。

このような先進治療を行うにあたり、医師のみならず看護師、臨床工学技師、放射線技師など多職種の協力が必要であり、コメディカルの方々にもセッションや議論に加わって頂くことでチーム医療の重要性を強調し、安全かつ有効なアブレーション治療の普及に努めればと考えております。

最後に、本会の開催にあたりご協力頂きました関係各位、オペレーター、座長・コメンテーターの先生方、メディカルスタッフ、協賛株式会社の関係者様に深く感謝申し上げます。


三重ハートセンター 循環器内科

藤田 聡